[第6話あらすじ]なつ(粟野咲莉)は柴田家や学校、酪農の仕事に溶け込んでいく一方で、東京に残った兄の咲太郎に手紙を書き続けていた。そんな中、同じ年の夕見子(荒川梨杏)は、思い切ってなつの本心を訪ねる。ところが、なつからは無理にやさしくしないでいいと気のない返事をされてしまう。ある日、なつが夕見子の妹・明美の子守をしていると、泣かせてしまう。そこに夕見子が現れ、明美になにかしたとなつは疑われてしまい…(Yahoo!テレビ]より引用)
土曜日のアバンタイトルのラストカットが、仔馬が生まれそうな…なんて、実に半年間続く朝ドラの第1週の土曜日に相応しい清々しさでした☺☺☺ それに続くオープニング映像も軽快で、主題歌明けの青白い朝日の中での馬の出産シーンも、本当にドラマチック。手持ちカメラが捉えた出産、そして仔馬が立つ場面と、子役を含めた俳優さんたちの演技が見事にリンクして実に感動的だった。北海道の大自然と牧場で撮影している価値がこういう場面にもあらわれてますよね。俳優さんも演技なのか素でおどろいているのか・・・ともかく生命の神秘圧倒されている、そんなパワーが伝わってきます! 前回の学校のシーン物語の核に「絵」がなりそうな雰囲気を醸し出し、今回の学校のシーンでは「パラパラ漫画」へと前進した。昨日天陽君の描いた絵と見たなつはすっかり天陽君の絵のファンになってしまいます。「馬の絵以外も見たい」と。上手だとか、凄いを通り越して、新作を望むファンの心理と同じにですね(´―`*)ウンウン!!まぁファン心理ではなく父の思い出も重ねているとそこは説明されてます。父の新作はみれないから・・・なつの語りに口にホロリとさせられます(´;ω;`)ウッ…。けど、悲しいだけではなく、昔、父が絵を描き、娘に見せたからこそ、新しい出会いと、可能性がうまれていく。父の死はむだではない。ある意味、なつの中生き続けることでしょう。父の思い出、天陽君の出会いと画才。そしてなつの想像力。そうした要素が「パラパラ漫画」の瞬間にピッタリとハマる。子役時代の第一週に、テーマとなるものとの劇的な出会いを果たす。そんな朝ドラの王道を、過去作品の集大成や名作アニメを絡めてキッチリと描いていました。同時に亡くなった父のの姿がみえないようで確かにあること。きっとこれはとても重要な事だとでしょう。以前も少し触れましたが、内村光良さんのナレーションの件ですが、少し不思議なんですが、なつ自身の回想、心の声は彼女自身が、いれています。これは『半分、青い。』と同じでかなり高度な形式です。この作品でも、鈴愛と律の声は彼ら自身あてていたものです。それとは別に他界した祖母・廉子がメインナレーションでした。これをはてはめると、何かみえてきませんか?
・ヒロインを解く知る人物。
・ヒロインを呼び捨てにしている=近い血縁者にある
・故人
・男性
この条件をすべて金添えた人物となると、ナレーター(内村光良さん)は【戦死したなつの父】という可能性があるのではないでしょうか。朝ドラや大河では、亡くなった近親者、しかも女性が見守るナレーションはよくありました。それは女性だけが持ち得るいう、母性神話の表れであったのかもしれません。それが男性に転換したこと、母でなく父であることは、朝ドラ100作目にふさわしい大きな転換点かもいれませんね。ま、現時点でのナレーションについてはあくまで私の推察でけれどね・・なんちて(∀`*ゞ)エヘヘ
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