[第55話あらすじ]「なつよ、絵に命を与えよ(55)」
ついに、なつ(広瀬すず)は、念願の東洋動画に入社。早速、即戦力として仕上課でセル画に色を塗ることに。なつが席に着くと、隣で作業していた先輩の桃代(伊原六花)から、挨拶もそこそこに手ほどきを受ける。初めてのことだらけで要領を得ず、いざセル画に向かうも緊張のあまりに手が震えてしまうなつ。昼休みになり、夢中になって絵コンテに見入るなつの元へ、仲(井浦新)と陽平(犬飼貴丈)がやってきて…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
そもそも「十勝編」では、髪にデッサン風の鉛筆書きをしていた程度のなつが、上京して半年間で「即戦力」と言うには大きな違和感がある。やはり、この点も先日書いた通りに、一度入社試験に失敗した後に、陽平らから特訓を受けるシーンを1つで良いから欲しかった。
それをやらないから、もう全体の1/3が過ぎているのに、「主人公アゲが過ぎる」「いつでも棚ボタ」「なつの周囲は全員味方」みたいな印象しか無い😥なぜ、本作は “主人公の努力” を描かないのか!
また、夢の東洋動画に臨時でも採用されたのが嬉しいのは分かる。本物を見て感動してそれを誰かに喋りたいのも、社内に知り合いがいるのを自慢したいのも、自分の夢を語るのも、まあ、そこまでは主人公のアップで視聴率稼ぎをしたいだろうし、「一度叱られないと、まともにならない主人公」なのがお約束だから「頑張ります!」までは目をつぶる。ただ、実際の作業が始まってからも、感じたことを声に出してペラペラと喋り続けるのは、どうかと思います( ・ὢ・ ) ムムッ
そもそも、作業部屋に入った時点で誰一人喋らず無言の作業部屋である事はすぐに察知すべきだしでは? それに横の席のなつと同い年の先輩も喋り過ぎですね。
ドラマだから多少の説明的な台詞は容認するが、それなら、同時に採用された新人たちも、あちこちの席で無駄話をしていた方が、緊張感はあるものの和やかな雰囲気の職場と言う雰囲気が醸し出されて、仲 努たちの雰囲気とも合致するのでは?それだけに、なつだけと言うのが引っ掛かってしまった😓。
しかし、一向になつの無駄話が終わる気配はない。前述の大人の事情があるにせよ、主人公の好感度を上げると言う今一番やるべきことのために、むしろ自己流で描いて失敗する位に、自分に与えられた仕事に熱中と集中をして周りのことが一切耳に入らない位の表現の方が良かったのでは?
それで、大沢麻子の一言にも片叩きにも一度は気付かない位で、ど「何やってんの!?」と怒鳴られて初めてハッと我に返る。この位のメリハリ表現の方が、なつの好感度は上がったと思う。「昼休みに食事をとるのも忘れて」と語りで、なつの本気度を補強したつもりだろうが、ちゃんちゃらおかしく🤣
一体どこまで主人公は仕事をしなくても周囲の好意と評価を得て、思い通りの人生を歩むのでしょう。折角、なつの描写を切り替える絶好のチャンスだったのに…ね(´゚д゚`)アチャー
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