[第49話あらすじ]「なつよ、夢をあきらめるな(49)」
アニメーターを目指して東京にやってきたなつ(広瀬すず)は、東洋動画の入社試験を受けることに。受験当日、受験人数の多さに圧倒されるなつ。絵の試験に続き、面接に臨むと、かつて帯広の映画館で見た大杉社長(角野卓造)の姿が。なつは自身の境遇について語り、大杉社長は奥原なつの名前に、なにかを思いだす。試験後、川村屋に戻ったなつは、光子(比嘉愛未)から手ごたえを聞かれるが…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
気本日から第9週が始まる訳ですが――まるで今回がまるで第2周目の月曜日かのように、面接のシーンで主人公の生い立ちのおさらいだ(ノ∀`)アチャー。そして、大杉社長へ態度で、幼少期の なつ とはまるで別人のように、能動的で図々しく失礼なキャラクターになったのをアピール😨。
これだけでも、ちょっとやり過ぎのように思うのに、仕事中に雪次郎に話した愚痴の中で、こんなこと↓を言わせちゃった。
『大きな会社が 戦災孤児だった私を 採ってくれるかどうか・・・』
その直後の「ごめん。余計なこと言った」も、その後のおでん屋での態度も、なつが相当の “自分勝手” であることがアピールされた。確かに、最近の朝ドラのヒロインは “自分勝手” が多い。自己主張が強かったり、自意識過剰だったり、自分大好きキャラなんてのもいた😅。
ただ、それがヒロインの一つの “個性” であり、様々な人間関係の描写の中から感じることが出来る “個性=自分勝手” なら良い。そう言うヒロインこそが「女一代記」のような朝ドラには不可欠要素でもあるのだから。
しかし、本作のヒロイン・なつは違う。「描かれなかった9年間」のあと、どんどん “自分勝手” になっていった。だから、主人公の小さな台詞一つにも、ちょっとしたしぐさにも不快感を抱いてしまう。だから、主人公に共感出来ない。そして、今週のサブタイトルを見ると「どうせ、結果的には入社するんでしょ?」と落胆してしまういます(;´д`)トホホ
なぜ、おでん屋「風車」に行くシーンを盛り込んだのでしょう? 確かに兄に話すと言う理由があったにせよ、ここはしっかりと “主人公の夢への熱い思い” を描くべきです。兄や世話になっている人間関係や東洋動画の人たちなんて二の次、三の次で良いのです。もう一度書きます。今、描くべきは、主人公自身だとおもうのだが😥。それを今週に期待します。
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