[第41話あらすじ]「なつよ、今が決断のとき(41)」
京に行きたい本当の理由を家族に伝えられないまま、泰樹(草刈正雄)から後押しされてしまったなつ(広瀬すず)。日が変わり、雪月に立ち寄ったなつは、雪之助(安田顕)から、泰樹にお願いされ、東京の川村屋で働けるよう手はずを整えたと聞かされる。ますます自分のために東京に行くと言えなくなってしまうなつだったが、とよ(高畑淳子)だけは、そんななつの気持ちを察し、なつにアドバイスを送るのだった…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
描こうとしているのは分かる。脚本家と演出家の意図として、ここで視聴者を泣かせようと、なつを自分の意志を言えない優柔不断なキャラにした上で、泰樹がなつの自己主張に初めて涙する場面を作ったのは。きっと、多くの視聴者があのシーンを好意的に受け取って、涙したに違いない。
ただ、天邪鬼子な私は単純に泣けなかった。だって、ここまで制作サイドのここ泣けるだろうは?ていう考えがスケスケだと興醒めしてしまい逆に「ぜってぇ泣いてやるもんかい!」と思ってしまうのであった😝
それにこれまでのなつは、自虐的でなかったし、こんな自己主張をする人でもなかったと思う。せめて、その前段での和菓子屋・雪月でのやり取りでも、もっと兄と妹のことを盛り込んでおけば、なつの苦悩に少しは共感出来たのに・・・ね💧
まぁ、今回で分かったのは、なつが東京から一人連れて来られて、いろいろあって(あったことにして…が正確だが)やっと柴田家の一員になった頃に、映画を観てアニメーターの夢を抱いたから、じいちゃんを裏切ることになっても、柴田家と離れることになっても、夢に突き進みたいと言うことが明確にされたことはよかったと言えばよかった・・・かもね。
結局は泰樹がなつを抱きしめるシーンとなつが天陽に抱き付くシーンを描きたいだけのように思える😰
それならそれで別にいいのですが、だったら兄の話も妹のことも新宿の飲食店『川村屋』も必要だったろうか? きっとNHKから送り込まれる数々のゲストを盛り込むために、継ぎ足しで作った設定なのだろうが、今やそれらが都合の良い時に使うパーツになってしまっている。気がします”(-“”-)”
だから、余計に話の連続性が乏しく、意味無く複雑にさせているような。前回の感想で書いた通り、もっとシンプルな話で良かったと思う😵
“今のなつ” は、完全に 幼少期のなつ” と別人になりましたね😣
そこが、1か月半も経ちますが気になります。またなつのキャラがコロコロ変わるのも気になります。それが、なつが身に付けた “生きる術” だとするなら、やはり「描かれなかった9年間」含めて、今回までで「なぜ身に付ける必要があったのか?」を描くべきだったと思います。
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