[第38話あらすじ]「なつよ、今が決断のとき(38」
なつ(広瀬すず)が、天陽(吉沢亮)の家にたどり着いていないことを知り、あわてる柴田家の面々。しかしすぐに、弥市郎(中原丈雄)の家で一夜を明かしたなつが帰宅し、安心する。心配して柴田家を訪れた天陽に対し、なつはアニメーターになりたいことを打ち明ける。そのため天陽は、なつへの思いを伝えることができなくなってしまう。その夜、なつは家族を前に、今の思いを伝えるが…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
今日の展開を見ていると、何となく『半分、青い。』のヒロイン、楡野鈴愛描写も踏まえているのかと思えてきました。
田舎育ちの明るい元気娘で、少女漫画とは程遠かった女の子。それが、幼馴染の萩尾律から借りた秋風羽織の漫画に魅せられ、トークショーに押しかけ、夢を見つけ、漫画家へと突き進むわけです。鈴愛の家族はその過程で、どうして就職しないのか?と戸惑います。
この鈴愛の爆発的な言動を比較すると、なつは考えています。性格だけではなく、血縁関係もあるのでしょう。
ただ、これだけは指摘しておきますね(・∀・)ウン!!
『半分、青い。』で家族と別れてても地方を突き抜ける。そういう鈴愛がいてこその『なつぞら』ではないか?
破壊的なエネルギーの朝ドラもあります。
そう『あまちゃん』なり『半分、青い。』なりで示したNHK東京だからこそ、集大成として記念作100作目にぶつけてきたのでは?とかんがえます。
ただし、なつには問題があります・・それは、嘘をついている事です。
今日は、肝心の数人が嘘をついています。そしてだからこそ、拗れてゆきます😢
なつはどうして嘘をついたのか?
そこまで思い出してないし(皆無ではないですが、まだアニメの方が考えてますよね😅)
連絡も取れないし。どうして、そういう兄のことを持ち出したのか?
想像ですが、アキは恋愛よりも友情や夢を意識ていて、鈴愛は最愛の律のプロポーズよりも漫画を選択するヒロイン像でした。
なつもその延長線上にいる。
ただし、「あまちゃん」のアキや『半分、青い。』の鈴愛と違って、まだそこまで吹っ切れていないのはないか?
だから彼女は嘘をついたのでしょう・・・自由になる覚悟をしきれていない。
もう一人の嘘月は泰樹です。
東京に行きたいと打ち明けたなつに彼は「出ていけ!顔も見たくない!」と言い放つ。
本当は、出て行ってほしくない。できるならずっと一緒に暮らしたい・・・こんなにも大切におもっているのだから。
ゆえに、その想いだけで縛りたくない。それはなつに告白できなかった、天陽もおなじでしょう。
あの子が初めて言い出せたことかもしれない。上げた声を大事にしたい。
今日の柴田家の言動の数々は、なつを縛らずに、恩を着せずに、自由に生きていってほしいという願いがつまっているのです💓
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