[第37話あらすじ]「なつよ、今が決断のとき(37)」
天陽(吉沢亮)に会いに行く途中、吹雪で立ち往生し、倒れてしまったなつ(広瀬すず)。目を覚ましたなつの目に飛び込んできたのは、狩猟生活を思わせる動物の毛皮や猟銃、木彫りの熊や彫刻だった。人里離れた森の奥で暮らす、阿川弥市郎(中原丈雄)と砂良(北乃きい)親子が、なつを助けていた。見知らぬ人に助けられたと思ったなつだったが、弥市郎と砂良は、あることでなつと接点を持っていたようで…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
なつは、(自分以外の)人の情報や事情を的確に質問したり問い質したりする設定だったろうか? それが出来る設定ならば、農協問題の時も演劇と言う回りくどい方法を選択せずに泰樹の気持ちを自ら確かめることが出来たし、農協関係者に誰かに背中を押されずに関係者に自ら質問しに行けたりしたのでは?
そのことについては、兄を東京に探しに行った際も同じ。基本的に「能動的」だった幼少期の “こなつ” と第3週目からの “なつ” の設定の明瞭な違いは「受動的」だったのに、それを無視しちゃうのはどうかと思う。いくら、「ブレるヒロイン」が “売り” とは言え、流石にブレ過ぎではと感じてしまう。
また、演出に一言。阿川弥市郎と砂良親子の家を出た直後の早朝と、朝焼け、そして、牧場の朝の間に、それぞれ何時間が経過した設定なのか知りませんが、同じ早朝には見えませんでした。脚本も脚本なら演出もやり過ぎのような… それにしても、約束していた割に天陽の動き出すのがが遅過ぎませんか?
結局、新キャラ2名の人物設定も自分の状況も、なつの台詞で完璧に説明しちゃったってことですね(失笑) 流石にプロフィールアンケートみたいな台詞のやりとりだけで、1話を構築しちゃうのは手抜きだし、なつのキャラの連続性を削ぐだけでは?
子供時代のお話がよかっただけに、あまり言いたくはないけど・・・本日は、最後の美しい北海道の背景に広瀬すずさんのアップを見せたいためだけの回と思わずえない。その結果、物語も連続性も蔑ろになってしまうのでしょう・・・ね😰
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