[第33話あらすじ]「なつよ、夢の扉を開け(33)」
なつ(広瀬すず)の結婚について、泰樹(草刈正雄)に企(たくら)みがあることを、富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)が知る。それから数日後、なつと天陽(吉沢亮)は、照男(清原翔)からもらったチケットを手に、帯広の映画館を訪れた。上映ブザーが映画館に鳴り響き、満員の客席が闇に包まれていく。なつは、夢のような漫画動画の世界に浸っていく…。
(Yahoo!テレビ]より引用)
天陽の台詞からの台詞から、なつが、ずっと前からアニメーターになりたい、東京に行きたい…と思っていたように描かれた。果たして、そうだろうか。そもそも、未だに、なつが絵を描くことそのものを好きなように見えていない💧
映画のスクリーンを見つめている、なつの脳裏に、父の絵から動き出した家族が浮かぶ。
父の残した絵に、動きで命を吹き込むこと。
それこそがなつの、失ったものを取り戻す過程なのだと。
咲太郎は、物理的に取り戻そうとして、金銭面で騙されてひどい目に合っている。
莫大な借金は、彼を苦しめる事でしょう。
一歩で、なつは別の道を目指すことになる。そう示されてきました。
妹の安否も気にしていないような “なつ” なのだから、兄探しも兄と再会も必要無かったのかも?と今では思ってしまう。それだけ大人になっての展開が取って付けた話になっているような気がします。幼少期のお話がとても良かっただけに残念です😢
宣伝動画には、なつがスタジオで見てきた姿もチラッと映し出されています。
そして記念すべき第一作は、中国古典を題材とした『白蛇姫』。
そのためにも、志ある若者を求めている。宜しくお願いします!
彼女に創作の楽しさを伝え。演劇部の演目と同じ白蛇がテーマ。なつ目が輝き始める✨。
運命がそこにはある。そう思えてきたのでしょう。
映画が終わると「東洋映画」の新スタジオ告知とアニメーター募集の広告動画流れます。が、
映画館での募集広告と言う展開が用意されていたのなら、単純に子供の頃から天陽の家で絵を描かせて貰い、天陽と絵やアニメを語り、演劇部では二人で「書き割り」を書いて、今回で良かったのと思う。
でもそう思ってしまうところも本作の興味深いところです。なつ自身の中でも曖昧なのです。
朝ドラでは、序盤、幼少期(子役)に夢をハッキリ掴むことも多いものだと思う。
代表的なものは『カーネーション』の糸子でしょうね。
なつも河原で魚を焼き絵を見つめた場面で、夢の輪郭がみえたようでした。しかしそれが本人でも曖昧。どうしても泰樹や柴田家の想いが強すぎて、彼らの思いが目標こそが自分のソレなんなんだと、押し込めてしまっているのです。
家族の希望か?個人の希望か?
こうした戸惑いを、いい子ちゃんぶっているとか卑屈だとだという批判の声もあります。
きっとそういうなつにじれったさ感じているのしょう・・・私も含めて、ね。(∀`*ゞ)テヘッ
でも思うのですが、ありのまま生きていた。性格的にそういう人生しか歩めない、不器用な『半分、青い。』のヒロイン鈴愛への今なお続くバッシングのことです。彼女くらい自由で自分を持っていると「生意気」。逆になつくらい機を遣っていると「いい子ぶる癪に障る子」。どうすりゃいいんだ!
あさどらヒロインはサンドバックじゃないんだけどね(;´д`)トホホ
まぁ私もくだらない作品のヒロインの×子は遠慮なくぶった切っていますから人の事はいえませんが。
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