[第２６話あらすじ]「なつよ、お兄ちゃんはどこに？（２６）」
なつ（広瀬すず）を探して、東京からひとりの青年が柴田家を訪れた。十勝の丘で絵を描いていたなつは、近づいてくる青年を見るなり、感極まっていく。なつを東京に連れ戻そうとやってきたと勘違いした柴田家の面々の間に緊張が走るが、この青年もまた孤児院で育ち、なつの安否を確かめにやってきただけと知り安堵する。そして青年は、なつの兄について「居場所はわからないが、どこかで生きているはずだ」となつに告げて…。
（Yahoo!テレビ]より引用）
十数年ぶりに命の恩人“信さん”と再会する場面に見入りてしまう印象的な光景でした。
カッコウの鳴き声が聞こえる十勝。広い草原の中で鉛筆を握りキャンバスに向かうなつ。
佐々岡信哉の姿を見たなつのの語り「なぜだろう・・・風が吹くように、私のなかでその光景がよみがえりました」
空襲の日・・・自分の手を引いて逃げ命を救った彼のこと。風が吹き、麦わら帽子が外れます。
演劇を通じ、表現することの喜びに目覚めたなつ。そして鉛筆を持ち、彼と再会します。
何かが変わるのでしょう。
ちょっと戸惑いながらも、信さんの会いたかったと言葉にずっと会いたかったと答えるなつです。
感動的な再会ですがなつは「信さん、お兄ちゃんは？」問いかけます。信哉は、咲太郎は生きているといいます。４年前までは、新宿で生存していたという証言があるようです。が、現在は行方不明・・・。
おそらく第２６回が第１回と “繋がった” と言いたいのでしょう。まあ、映像、いや動画的には同じカットを使っているから間違いなく “繋がった” わけですが、どうも(。´･ω･)?に感じないわけでもない。その原因は、第3,4週と続いた農協問題や演劇部のくだりのせいなと思うわけで😓
そもそも、あの演劇（演目含めて）、古代のアイヌ民族の話と現代の農協問題を強引にくっつけただけで説得力ゼロなのに、そんな演劇を終盤の数分間だけ観た泰樹が何故か心変わりをしちゃった。のは些か強引なようにも見えます。
そういで、もったいないのは、第１,２週での “こなつ” が “絵を描くのが好き” なのは描かれたのに、第3,4週では “なつ” が “絵を描くのが好き” と言う印象がほぼ無いこと。
それなのに、今回の「強引な繋ぎ」を見ると、なつは“絵を描くのが好き” らしい。だったら、演劇部のくだりで、なつに主演女優役をやらせずに陽平と一緒に「書き割り」を描いて、そのなつの力強い画力で泰樹が心変わりした方が良かったとも思います
それに気になったのが、なつが信哉に言及していたのが、ほぼ兄の咲太郎の行方ばかりだったこと。意地悪な見方をすれば、なつにとっては妹の千遥はどうでも良いのか、もう死んでいると諦めているように見えてしまった。 だって、信哉は千遥のことを知っている登場人物なのだから、むしろ千遥の名が出ない方が不自然過ぎる。終盤に取って付けたように回想シーンを入れたって、視聴者置いてけぼりで話を構築し過ぎではと感じるのは残念ですね。
確かに、なつが東京に行かないとアニメーターになる話へ移行出来ないのは分かりますが、柴田家の人たちに家族同然に優しく育てられたのに、兄を探しに東京へ行くと言うのは、なんか急になつが余所余所しくなってようで、これまた不自然に見えてしまいます。
でもあの当時の北海道で経済的に恵まれすぎのなつが、今後どんな判断をするのか見ものです。「行こう」と言われたら「行く」のがなつの性格です・・・ね(⌒▽⌒)アハハ!
信さんはなつに咲太郎の現状を伝えると帰ろうとします。「なっちゃんのことをおねがいします」
と柴田家の皆さんにいいます。ここでのなつの顔ですが、懐かしいさもある。でもそれだけではない、複雑さもあるそんな表情です。柴田家の皆にも無言ですが、何かがにじんでいます。
それはそれで素晴らしいとおもうのですが・・・信哉があまりにもあっさりとかえってしまったのでひょっとしたらこれで信さんがお役御免？もう信哉の出番がおわりなら残念です。なつが東京にいくお前座立てするためだけの登場ですかね。無駄にイケメンだして視聴率稼ぎしていると批アンチさんが批判しなけばいいとおもいます(・д・)ﾁｯ
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