[第10話あらすじ]「なつよ、夢の扉を開け(10)」
泰樹(草刈正雄)はなつ(粟野咲莉)をある場所に連れていく。そこでなつは、十勝に入植して以来、泰樹が抱き続けてきたバター作りの夢を知ることになる。翌日、泰樹はなつや剛男(藤木直人)の前で、バターを作ることを宣言。なつは泰樹の夢でもあるバターを楽しみにするが、富士子(松嶋菜々子)や夕見子(荒川梨杏)はあまりいい顔をしない。しかし…
(Yahoo!テレビ]より引用)
今回はほぼバターづくりの話で終わった気がします。が、今度は新しい家族の一員となったなつを加えた新生・奥原家で、そのエピソードをやるのだと思うと、それだけで先の展開が楽しくなると思う。透けるような青空と綿飴のような白い雲から、パンダウンすると青々とした牧草地にのんびりと六頭の牛。まるで、なつ、泰樹、剛男の六人家族を象徴するようで、ちょっと楽しい情景カットで始まったバターづくり。
📝【北海道のおいしさを、まっすぐ。よつ葉による手作りバターの作り方】
<準備するもの(約90g分)>
・よつ葉純生クリーム200ml
・食塩 1g
・ペットボトル(350ml~500ml)
・木べら
・ハサミ
【注意点】
1.クリームの温度は5~10℃によく冷やしてください。
2.使用する器具はよく洗浄し、清潔にしておいてください。
3.手作りバターは日持ちがしないため、冷蔵庫で保存し、2~3日程度で食べてください。
4.「種類別 乳等を主要原料とする食品」と記述されているクリーム類は、添加物や機械的処理によって、バターにならない場合があります。
必ず、「種類別 クリーム(乳製品)」となっている製品をご使用ください。
<作り方>
1.ペットボトルの中によく冷やした生クリームを入れ、キャップを締めて、シャカシャカと激しく振ってください。
2.ホイップして全体が固まった後さらに振り続けると、乳脂肪のかたまりと白い液体(バターミルク)に分離します。
ペットボトルの口から液体のみを取り出してください。
ここで取り出した液体(バターミルク)は、スキムミルクの代わりとして、調理にご利用いただけます。
3.ペットボトルを中ほどからハサミなどで2つに切り離し、お皿やトレーなどの上に、乳脂肪のかたまりを取り出し、余分な水分を押し出すように、木べらで押しつけて練り合わせます。
ハサミやペットボトルの切り口で、手を切らないように注意してください。
4.最後に食塩を加え、なめらかになるまで練り合わせて完成です。
食塩不使用バターの場合は食塩を加えずに練り合わせて下さい。
実際、バターづくりは牧場で簡単に体験できる位に簡単だ。生乳から作った生クリームを容器に入れて振るだけで出来ちゃう。だから、バターチャーンを使うにしろ、あの程度の分量なら、すぐ出来ちゃった。でも、とにかく、なつと泰樹のバターで家族がじゃがバターを食べる光景は、実に朝ドラらしいほのぼのしたシーンだった😊😊
そして、来週に小学校で「漫画映画」の上映会が開催されることが、花村和子先生(岩崎ひろみ)から発表された。いよいよ、なつがアニメーションと出会う事になる訳だが、ここに本作の脚本の構成の面白さがある。 視聴者は、ヒロインのなつが将来アニメーションの仕事に就く事を既に知っている。しかし、直前のバターのエピソードでは、泰樹がバターづくりは「照男や なつたちが仕事として 売る方法も考えて…」と言っていた。こうなると、なつがどのような経緯を辿ってアニメーターになるのか、とても気になるではないか。
「ものづくり」と言う点に於いては共通点があるが、それを「夢」と「語り」でも表現した所が、脚本的に上手いと思う。「泰樹の夢」と「なつの夢」、2つの夢がどう描かれるのか楽しみだ。
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