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徒然草なるままにドラマレビュー

​ご挨拶

『徒然草なるままにドラマプレビュードラマプレビュー』へこうこそ(o*。_。)oペコッ

当プログは朝ドラ『半分、青い。』の感想を中心にそれ以外にも興味を持ったドラマなどの

称賛や批判など自由に書いているドラマプレビューの個人プログです

『半分、青い。』は星野源さんの「アイデア」経由で遅いながらもドラマ自体に最近はまってしまいました。オンデマンドで視聴した感想を書いていきたいと思います☆彡

ちなみに朝ドラ以外のドラマは私が予告や番宣なので興味を持った作品の感想をかいていくつもりです

※あくまで個人的な感想であり。それに私なりの意見を乗せているだけのサイトにすぎません。

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  • 執筆者の写真かなさん

【なつぞら】ー第24話-

[第24話あらすじ]「なつよ、女優になれ(24)」

なつ(広瀬すず)たちの演劇大会終了後、泰樹(草刈正雄)は、牛乳の販売を協力することを決意。そして柴田牧場では、干草作りを行っていた。ある日、泰樹は天陽(吉沢亮)との関係をなつに問いかける。突然のことに驚くなつに、泰樹は、自分の思い描く将来の牧場について語りだす。その後、泰樹といっしょに天陽の家を訪れたなつは、東京から送られてきたというあるものを、天陽から手渡される…。

(Yahoo!テレビ]より引用

 

週の終りの土曜日・・・昨日述べた‟勝利条件“をがっちり抑えてきました。

💡勝利条件

  • 先週から継続してる泰樹VS農協の決着➡WIN

  • なつが泰樹を感動させる➡WIN

  • そのなかで、なつ自身が己の解放恩返しだけでない何かを見出す➡WIN

勝利条件の提示と、そのクリアをキッチリと見せるからこそ、スッキリ感があるのです😊

それだけではない、本作のテーマもあります。

泰樹は「もっと、怒れ!」と、なつに感情を開放することを教えました。そして、その感情が、巡り巡って天陽君を助けました。(第2週)。

そういう感情の循環が、人助けとよりよい社会に繫がっているのでしょう。

なつは、はじめこそ、じいちゃんのために演劇をするつもりでした。誰かのために、踏み出したのです。結果、自分の魂と物語の力に目覚めたのです。もしも彼女が、泰樹のために行動しなければ、彼女自身も救われませんでした。

「世の中の役に立つ発明をするんだ!」

そういう事ばかりいいながら、目の前の人を侮辱し、イジメまでする。そういうラーメン朝ドラとは違う。

尽くすことはマイナスじゃない。助け合ってこそ、より良い世界になる。そんなメッセージを感じる事ができます。

なつ達の演劇、なつの演技を見た泰樹は「わしのために演ったのか?わしにみせるために・・・」

と感極まった顔をみせます。

「天陽の牛乳は、わしよりも一升6円も安い。どう考えても納得できん」

こう語りだす泰樹ですが・・・これ実はわかりにくくありませんか?泰樹は発想や発言が割とつぶたいぷなんでしょう。泰樹の思考回路も、子のぐーるぐるぐるプロセツに突っ込んでいきます。

山田家の買い叩かれる牛乳。そして、なつが見せたペチカの愚かさ。

この2つがしっかりとかみ合って、結論に至ります。

「わしの牛乳も、これから農協に預ける。団結するしかないべ」

泰樹の決断はまさしく土曜日に相応しい圧巻の名場面ヾ(*´∀`*)ノ

ただ、ここまでもっていくにはかなりの技巧はあるわけです。

「孫の演技や情に絆されて方向転換」と、まとめたら、なんだかちと陳腐になりますね。

ところが、そのプロセツをキッチリとまとめてきたから凄味がある。脚本の魂を受け取り、草刈正雄さんが役に込めたから、感動が生まれたのです😭

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