秋風先生にとっても鈴愛との出会いは自分を変える重要なものだと思います。 秋風と鈴愛のファーストバトル。五平餅要員と言われ激怒した鈴愛は命より大事な原稿を窓から突き出し自分を雇わなければ捨てると脅します。聊かやり過ぎ感は否めませんがそれが鈴愛です。自分を攻撃する相手には自分を守る攻撃性を秘めているのです。彼女は興奮すると女性らしい言い回しを一切しなくなり、それが批判される要因にもなりました。でも演じる永野さんは天然ぽいところがあるのでバランスが取れています。女優さんの個性を生かした脚本と演出がなされてますね。鈴愛は興奮すると結構酷い言動をしているし逆にされてもいるが、それでもギャグぽくまとめているのは、この辺がきちんとしているからです。かみ合ってないとただのいじめに見えてしまうからね。そういうバランスをうまくとっている印象。この時の鈴愛と秋風の会話は最高に笑えます。高神戸牛と松坂牛に対するパン粉とか比喩が面白い!北川先生は言葉の使い方抜群ですね。 周囲から敬語になってないと言われてもガンガン岐阜弁のため口で迫る鈴愛もいいと思います。が、目上の人に対す礼儀がなってない、敬語と使わない人に謝らない、自己中過ぎる、と色々批判された彼女ですが、私にしたら全く見当違いの批判です。だって人間ってそんなもんでしょう?理不尽な扱いを受けたり攻撃されたり、自分の言動を頭から否定されたら上司にだって歯向かう人もいるはずで、それに誰だって自分の思い通りなりたいと思ってます。鈴愛はそんなごく普通の人間です。今まで定番の品行方正で空気を読みにっこり笑うだけの欠点のない朝ドラヒロイン違う。彼女の持っている直情的な性格故に自分のやりたいことに熱中するあまり時に周りを巻き込み暴走してしまう時もあります。それでも鈴愛はきちんとボクテと裕子や秋風、菱本っち皆に謝ったりお礼を言ってます。どんな時にでも損得感情で物事を考えられないアンチの人の批判は意味不明で理解できませんね
かなさん
【半分、青い。】-秋風編②-
更新日:2019年4月26日
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