律が大阪に行っている夜、父弥一は1人つくし食堂に来店します。そこで、鈴愛に律のアメリカ行きを報告。渡米後、半年すれば、より子も翼も呼ぶつもりだそうです。弥一の言葉に鈴愛は「ほうか・・・良かった」と返します。きっと本心からの言葉だったと思います。より子ともう一度話し合えばと語りかけたのは鈴愛でした。鈴愛にとっても律の家庭環境の悪さは辛いこと描かれてきました。ホッといたことでしょう。 弥一はまた和子亡き後、律の傍で彼を助けてくれていた鈴愛にお礼をいいます。 「何もしとらん」という鈴愛ですが。いやいや律がより子と向き合うことができたのも和子さんの手紙とアナタの後押しがあったおかげですよ。「いてくれるだけで、律は助かっとった」弥一はそう言います。どうやら律は、開発ロボットに聴覚障害サポート機能を搭載するつもりだそうです。その瞬間、鈴愛の脳裏に「両耳に聞こえる雨の音を教えてと」律に尋ねた時のことが思い出された。また小学生の時、耳のせいでいじめられる鈴愛を助け、助けられないときは共に堪えとった、と思い出す。 「律が幸せやと、私も幸せや」と語る鈴愛。より子と律がもう1度やり直そうとしているのを喜んだんだと思う。鈴愛と弥一の会話を厨房から黙って聞いていた晴と宇太郎は涙を流します。こういうさりげない描写にも家族愛の一面をのぞかせる優れた演出です。 その夜、花野眠りに落ちながら天井の龍に「お別れ言わなきゃ」と語りかける鈴愛。 翌朝、鈴愛はマグマ大尉の笛で律を呼びます。律は気だるそうに窓を開け顔をみせます。 幼き日より数え切れないくらい繰り返されてきた光景ですが、この日が最後になるかもしれないと思うと胸にこみ上げてくるものがあります😢😢😢 そして鈴愛と律は二人の聖地と言える川にむかいます。川の流れを見つめる2人の脳裏に何が浮かんでいたのでしょうか・・・
再び巡り合っては別れを受け止める鈴愛と律は、この「岐阜・故郷編」で、また心の距離を縮めた。共に家庭を持ち、40歳手前。恋仲でも親友でもない、特別な関係にある鈴愛と律。5秒より少し長い、互いに“触れたい”と思った別れのハグは、10代最後の七夕の夜、顔も合わせずに言ったサヨナラの言葉とは違う。「サヨナラ、鈴愛」は、「頑張れよ、鈴愛」へ。確かな律の心の変化に鈴愛は、少し笑みを浮かべ、「お前もな」と返す。「律が幸せやと、私も幸せや」。2人の関係は、この鈴愛の言葉に表されているように思う。 この2人のハグをアンチの人は不倫だとか、朝ドラでこんなシーン放送していいのかって散々批判しました。なぜかこの作品は変な叩かれ方が多と思います。😠😠😠 不倫とみなすということは男女間ならば恋愛感情しかないと読み取ったということで、それはこの作品の描きたい特別な関係を理解していないのではないかと言いたい!けど、そういう読解力云々出マウンティングするつもりはありあせん。が、それ以前にいつから朝ドラが、現代日本人に理想的な家庭を描いていたと誤解していましたか?それも美化や隠蔽あってのことです。『あさが来た』における新次郎のモデルはお妾がおりました。『カーネーション』くらい覚悟がなければただ描かないでスルーしているだけです。 今までの朝ドラでもヒロインの不倫は描かれていましたがこの作品のように執拗に叩かれましたか?『半分、青い。』だけ未だにバッシングされ続けるのか理解に苦しみますヽ(`Д´)ノプンプン
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